青春カムバック計画~青春がこない限り満たされない~
青春が欲しい。
高校時代、部活動をしていなかった。
そして友達もいなかった俺は放課後、いの一番に校舎を出て長い坂を下って家に帰っていた。
いつも長い坂を下りながら学校を振り返り「俺の帰った後の学校では青春が行われているんだろうな」と思い憂鬱になっていたことを今でも覚えているし、今でも過去を振り返って当時学校で行われていた「青春」を思い胸が痛くなる。
俺が帰った後の学校では、例えば恋があったのだろう。
恋人同士が教室に残って互いに語りあう。
自分の好きな人に意を決してメールアドレスを聞く。
友達以上恋人未満の男女が駆け引きをする。
みんなに隠れてキスをする。
もちろん恋だけではなく、「友情」「夢」などの青春もあそこでは生まれていたんだと思う。
俺はその「青春」が欲しい。何かについて考えるとき、いつも最後にいきつくのは青春だ。ゲームをしても、マスをかいても、TOEICで950点をとっても、上京して就職をしても満たされない日々。俺は何を望む? と問いかけたときに自分のうちから返ってくる答えは「青春」だ。
恋をしたい。
お互い手を繋ごうとするだけで顔が赤くなるような恋。
公園のベンチでただ座っているだけでドキドキしてワクワクするような恋。
相手は処女がいい。恋人ができたことがないような子がいい。
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友達が欲しい。
上野公園で将来について語らう友達。
特に特別なイベントがなくても会ってただ話すだけでも楽しいような友達。
一緒に何かを作り上げていくような友達、いや仲間が欲しい。
このようなことを書いたら「青春の定義は?」といわれるだろう。
友達も恋人もいなくただ家で孤独に震えていたことも青春の一つだろう。
ただ、それは俺が求める青春ではない。俺が求めるのは恋と友情と夢だ。
「青春なんて幻想だよ」
そうかもしれない。でも幻想でもなんでもいい。俺は実在はしないものを追いかけているのかもしれないが、もう青春が欲しくなってしまったのだからしょうがない。
だから俺は「青春カムバック計画」を立ち上げます。(カムバックも何も元々俺のところにいなかったわけだが、細かいことは置いてくれ。)
・青春カムバック計画
放課後、あの長い坂を下りながら学校を振り返っていた自分自身を思い出さなくなることが目標。具体的に何をするのかは知らない。決めていない。
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