全てが「下手」な人間は存在する
俺はすべてが下手だ。
少なくとも今まで経験してきたもので、得意だったものなどない。
ここまですべてが不得意な人間など、俺は俺以外に見たことがない。
そして、これから経験する新しい物事も「下手」だろう。
なぜそんなことがわかるのか。
物事には共通項がある。
例えば、将棋が下手でまったくうまくならない人間が、チェスに行った瞬間めちゃ強くなるなんてことがあるだろうか?
ない。少なくとも俺はそう思う。
俺は
・仕事の進め方が下手
会社でよく怒られる
・ゲームが下手
知り合いとやっても勝てないし、アクションゲームもイージーモードじゃないと厳しいことが多い。
・歌が下手
採点でも60点が限度
・スポーツが下手
体育の成績は悪かったし、よく体の動きが変だと笑われていた。俺が入ってしまったチームは負けるし、俺はよく舌打ちされた。
・将棋が下手
勝てない
・マージャンが下手
勝てない
・字が下手
読めないといわれる。笑われる。叱られる。
・絵が下手
下手さで笑いを取ることさえできない
・プログラミングが下手
コードは汚い。コーディングは遅い。バグは多い。
・掃除が下手
冒頭の写真のとおり
・人間関係つくりが下手
すぐに孤立するし、変人扱いされて浮く
ここまで「下手」が多い人間なのが俺だ。
これから何か新しく始めたところできっとそれも「下手」だろう。
物事には共通点があるのだから。
例えば、ダンス。やったことない。だがきっと下手だろう。
運動が下手で体の動かし方がなっておらず、歌が下手でリズム感がなく、仕事やゲームが下手で頭も残念な俺が、ダンスをやっても絶対うまくない。
つまり、やる前からだめだめなのが目に見えてる。
俺が経験したことのない物事はたくさんある。
だが、そのすべてに対して俺は才能がないし、やっても笑われるし疎まれるだろう。ここまで多くの物事の俺の「下手」が見えてるのだから、今更これらの「下手」のどれにも似ていないものなど見つからないし存在しない。
努力が足らない云々の話は聞きたくない。努力しても無駄だというのはわかってる。これは説明しにくいが感覚でわかるのだ。「あっ、これいくらやっても俺できるようにならんわ」ってのが。
もう新しいことを始めるのはこりごり。
そう思ってたけど、また新しいこと始めます。
明日格闘術を習いに行きます。
体力がなく、
運動神経がなく、
それを補う頭もなく、
あがり症で、
場に溶け込むコミュニケーション能力もない男が格闘術を習います。
100%いい思いはしないだろう。
でも、習います。
この意味不明なメンタル。これだけは少し誇れるかもしれない。
すごいでしょ。後日レポします。(たぶん)
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