ブログの文章の行間は読むな。書いてあるままを読め。
前回の続編は置いてけぼりで、愚痴を書く。番外編って感じ。
文章の行間を読むっていうのは大事な技術だし、文章の楽しみ方でもある。小説を読むときも表面の言葉だけを追いかけているだけではつまらない。行間を読む時の解釈は人それぞれあって、その違いがまた面白かったりもする。学校でもそう教えられる。
でも、ブログの文章に対して「行間を読む」ということをやられるのがきついことがある。
ブログといっても、特に実際に起こったエピソードを書くタイプのやつね。
書いてもないことを「つまりあなたは〜なんだよね」とか言われてあまり当たった試しがない。
そんなこと書いてないでしょ!!、としか言いようがない。ゲスパーという言葉があるが、それが当てはまるのか。逆にたまに当てる人がいるけど、すごい才能だと思う。
小説の行間を読むのと、ブログの行間を読むのとで違う気がする。
小説の行間に答えはないが、ブログにはある。小説は読者それぞれの解釈が正解だが、ブログの場合は実際の体験談を綴っているわけだから、正解があるのだ。勝手に脳内補完されて「それぞれの解釈」で読まれても困るわけである。
「いや、正しくないから」
としか言いようがない。
あとで
「いや、実は〜なんでそういうわけじゃないんですよ」
って言っても「後出し」感が否めない。
それを避けるためには無限に文章を付け加えないといけなくなる。誤読がないように、事細かに状況を正確に描写する。行動の文脈、状況、相手の表情、声色、何もかもを正確に表現しないと勝手な解釈が生まれる。でも、当然そんなことは無理なわけで。
まあ、上に書いたことは極論というかちょっとした愚痴。
読者がどう読むかは、筆者のコントロールできる範囲を超えてるしね。(部分的にはできるが)好きに読ませろよ!!!ってのが読者の意見でしょうし、俺も好きに読みたい。
まあさ、ここ最近、俺の文章の揚げ足取りみたいな勝手な解釈をされた挙句、煽られるという経験を幾度かした。
「そんなこと書いてないんだけども、想像力膨らましすぎでしょ」
って愚痴りたくなるやつ。
普通に読んで感想をいただける分には全然嬉しいです。
むしろください。
これは太字って言っておこう。変な煽りは困るぜって話。
お前の文章力の問題でしょって言われるとそうなんだけど、無理ゲーでしょ?
エピソードを綴るような文章を書く際に、その場にいた関係者全員の発言とか状況とかを描くのは。そんな細かに書いたら誰も読まないっつーの。
だから、印象的な出来事だけを抽出するんだけど、それだと「読者の想像の余地」を残してしまう。
えっ、「読者の想像の余地」を残すことがいい文章でもあるんじゃないの?
って言われるかもだけど、それは小説の話だから。俺は実体験を語ってるのよ。
「想像しないで〜〜〜」って感じ。
でも、ここまで書いておいてなんだけど、読者が想像を放棄したら逆に困るだろうなあ。
「直接書いてないけど、そこは察してよ!!!」って。
参ったなあ。文章って難しいね❤️
結局、お前の文章力を磨けって話になるんだけどね。読者の読み方にケチをつけるなと。でも、むずいっしょ〜〜〜。
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