シェアハウスで布団猫を飼い始めた
これが最近飼い始めた猫である。
別に気が触れたわけではない。これが布団であることは十二分に承知しているし、猫ではないことも理解している。要するに布団を猫に見立てて遊んでいるわけだ。撫でたりするなどして。
布団を抱き枕にして彼女に見立てて遊んだことがある人も多いと思うが、それの猫版だと思ってくれてよい。
この遊びは小さい頃はちょくちょくやっていた。
当時は、タオルケットを猫に見たたて遊んでいた。
大層かわいがっていたがあまりに撫で回していたためか、タオルケットは黒ずみ汚くなった。親がそれを見つけ洗おうとしたのだが、猫が洗われるのが可愛そうで洗濯の中止を懇願した。しかし、親は「猫ってなんのこと? これぬいぐるみじゃないよ?」と聞く耳を持ってくれなかった。
俺もうまく説明できず、結局は洗濯機の中に投入されたことを覚えている。猫を電子レンジにいれる都市伝説があるが、猫を洗濯機にいれる伝説ならばあのときに起こった。
最近、あまりに孤独なので布団を猫にすることでしかそれを癒せない。というか、別にそれで大して癒されてもないけど。
俺がにゃおんにゃおん言っているのでシェアハウスの同居人は俺の気が狂ったかと思っているだろう。そのとおりかもしれない。
俺は独り言が多くて以前シェアハウスを少し追い出されそうになったことすらある男だ。これ以上、そっち方面で注意を受けるわけにはいかない。
最近新しく入ってきた同居人も独り言が多いので、その迷惑さを客観的に理解することもできている。
ただ俺も同居人も独り言が多いのだが、決定的な違いがあることに最近気づいた。
同居人は「米炊けたかな」「寒い」などと現実に即した内容が多いのに対し、俺は「にゃーん」や「レ○プ!」など意味を成していないものが多い。
これでは俺は基地外みたいではないか。
いや、事実そうなのかもしれない。
ああいう基地外系独り言は余計に人の神経に障るだろう。
こんな時間だ。寝るか。
今日は題名が釣りみたいになって申し訳ない。
今後「シェアハウス 猫」などというワードで検索されてしまうだろう。それでたどり着いた人たちには申し訳ない。だから補足しておくと、シェアハウスで猫を飼っているところもあります。探してみてはいかがだろうか。
寝よ。
あっ、パズル&ドラゴンズのスタミナ調整だけはしとこっと。
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