下級プログラマーは自分で実装しない技術を磨くしかないのか
もう新しい技術なんて覚えられない。才能ない。
そんな人はね、実装しない技術を磨くのがいいと思うのよ。
こういうと、
「なるほど、ライブラリとか駆使して自分で車輪を開発しないようにしろってことね」とか早ガッテンする人がいるかもしれんが、そういうことじゃない。
ケース1. 人にやってもらう(忙しさアピール)
客「盆次郎さん、◯◯の実装を頼みたいんだけど」
俺(やべっ、俺が全然知らないやつじゃん)
俺「あっ、今振って頂いてるタスクが結構厄介時間かかるやつみたいで。。」
客「そうなんだ。じゃ、Aさんに代わりにやってもらおうかな」
やる余裕がないことをアピール
ケース2.人にやってもらう(直接頼む)
客「盆次郎さん、◯◯の実装を頼みたいんだけど」
俺「◯◯ですか。。あまり経験がないのですが。。Aさんはそういえば前やってましたよね?」
Aさん「そうだね。前の機能が似たようなやつだったから。俺がやろうか?」
俺「お願いします!!!!」
こんなにうまくいくことはないけど。ただ頼まれたタイミングでAさんにアピールしておくと色々手助けしてくれたり、もうまんまコピペでいいようなものをくれたりする。
ケース3.技術的に実現不可能だと言ってみる。
先輩「盆次郎、◯◯の機能をいれてくれってお客さんが言ってきてるんだけど。」
俺「あっ、それって今回のフレームワークを選定した時点でそういう機能の実装難しいですね。ライブラリの競合も起きますし」
技術的に疎い人だと煙にまける。シンプルな嘘なので心は痛む。信用も失う可能性あり。
ケース4.その機能自体いらないと言う。
客「盆次郎さん、◯◯っていう機能ってつけてほしいんだけど」
盆次郎「その機能は現存の××っていう機能で代替できますよね。それにUl的にそれ加えちゃうとユーザーが混乱してしまう可能性がありますね」
客「それもそうか」
筋が通っていればわりと通る。
ケース5.費用、時間的に無理だと言ってみる
客「盆次郎さん、◯◯っていう機能、実装お願いしたいんだけど」
俺「少々お待ちください。。あ〜、それやると1人月はかかりますね。リリースまでには間に合いませんよ」
客「そっか、諦めるか」
諦めてくれないことも多々ある。
ケース6.引き受けておいてやらない、できない
客「盆次郎さん、◯◯っていう機能実装お願いします」
俺「承知しました」
〜 一週間後 〜
客「あの機能どうなりました?」
俺「いや、それがけっこうハマってしまってまして。。時間がまだまだかかりそうで。。」
客「そう。。スケジュール的に厳しいからAさんに引き継ごうか」
俺「あざっす!」
できないものはできない。
こんな感じ。
まあ、以上のは半分ネタだけど。いや、半分なのかよって話だけど。
ただ多かれ少なかれ技術ないのに生き残れている人は上のようなことをやって、その場をしのぎ続けてる。もちろん、信用を傷つけ続けてるが。
今回は少し大げさな例をあげた。でも、技術的に追いつけない状況にある以上、口先でなんとか誤魔化していくしかないんじゃないかと思う日々が続いている。周りに迷惑をかけ続けて。自分に嘘を吐き続けて。。強くなりたい。
人気記事
「その資料は適当にざっくりに作っていいよ」の対応が難しい
その資料は適当に作っていいよー、とか、ざっくりでいいよーって指示を受けた時の対応が分からない。本当に適当にやったらダメだしがくる。かと言って作り込むと「いやいや、そんな作らないでいいから」って言われるし、言われなくても思った以上の工数がかかってよからぬ結果になる。
「適当」とか「ざっくり」言っても、指示を出す側の中でやはり判断基準があり、それに応えないといけないのだろう。指示を出した側の合格ラインをうまく読み解けってことなんだろうが。でも、それくらいなら最初からゴールというか基準を明確に示して欲しい。示さずに「適当でいいよ」って言うなら本当に適当で許して欲しい。
だから、ヒアリングをしながら進めるんだけど、人によっては「適当でいいって言ったのに細かいこと聞きやがって」って反応される。「適当でいい」「ざっくりでいい」と指示を出す人は細かい指示を出すのが面倒だから、そう言ったりすることも多い。だから、色々細かく聞かれたくはないってことなのだろうか。
だから、仕事を受けるときは、最低限に必要なポイントだけを聞くようにしてるのだが、正解だろうか。勘所を掴むと言うか。
あと面白いのが、適当でいいって言われた時は、中途半端に凝った資料を作るとダメだしが来る確率が高い。相手も高望みし始めるのだろうか。逆にメモ書きレベルくらいで通ったりする。難しい。
最近は加減が少しわかり始めたが、やはりまだまだか。
純朴さを金にするなら専業主婦しかないのか
優しさは金に変わるのか。
元カノは仕事ができない人だった。
気丈に振舞ってはいたが、口から漏れる仕事の話は苦痛に塗りたくられていた。
仕事でよく怒られているみたいだったし、話す相手もいなくて浮いているようだった。仕事も全然続かないタイプの子で、真面目なんだけど、仕事ができないからどうしても居づらくなってしまうらしい。
運良く彼女でもできる仕事が見つかってもそういう仕事は、ハードだったり給料が安かったりとなかなか継続が難しい仕事みたいだった。
彼女はとても純朴で、優しかった。気遣いができるし、お弁当を作ってくれたり、とてもいい子だった。
俺が甘えると優しく髪を撫でてくれたりもした。
でも、その優しさみたいなものはお金にはならないみたいで。仕事はダメだった。
とても優しい彼女。
でも、職場では多分「仕事ができない」「暗い」などという冷たい評価と視線を浴びてたんだろう。
彼女を見ながらよくこう思ってた。
なんでこんな良い子がそんな冷たい視線に突き刺されないといけないのだろう。
俺の目の前にいる彼女と仕事場にいる彼女がどうしても俺の頭の中で一致しない。
仕事場の人たちよ、この彼女を見てくれ。あなたたちが見ている根暗な女性社員は本当はそうじゃないんだよ。
それで、この彼女に合う仕事はなんだろうって考えて、思いついたのが専業主婦だった。
家庭が仕事場だとすると、その働きを評価するのは俺だ。
彼女を一番評価している俺が彼女を妻として雇うのだ。
とてもそれはいい考えだ。目の前にいる優しい彼女と仕事場にいる彼女が一致するのだ。
ああ、大丈夫ですよ。例えですから。専業主婦は仕事じゃないとかお前は雇い主じゃないとかそういう話は揚げ足とりです。この例えがいやなら、
「俺と彼女で家庭を共同経営をしたい」
と言い換えてもいい。
とても反感を呼びそうなことを書いた気するが、その反感は気のせいです。その反論は全て気のせいです。届く人は届くし、届かない人には言葉を重ねても届かない。とても疲れているので今から風呂入って寝る。朝起きたら炎上してました〜、なんてやめてよね。
俺は、彼女を通して感じた社会の息苦しさを1ミリでも共感して欲しいと思う。
金には変換できないその人の魅力を掬い上げたい。
それだけなんです。
人気記事